体感型アフリカツアー

<タンザニアツアー2022>タンザニアの難民キャンプを訪れる 9日間

これからの世界、国際関係、開発等を学び、考えるにあたってアフリカとアフリカが再生産し続ける(本当の)難民の姿、問題点を知り、直接彼らに触れることは、参加者それぞれにとっての大きな財産になると考えます。(大津司郎)

大津司郎

ツアー概要

UNHCRなどが支援活動を行う難民キャンプの最前線を訪問

 約20年前に開設された世界最大規模の難民キャンプの一つ、タンザニアのニャルグルス難民キャンプを訪れ、難民たちと交流します。また、チェ・ゲバラゆかりのキゴマなど周辺の村や町での滞在や人々との触れあいを通じて、それぞれの方が自由に学びを得られる体感型ツアーとします。一昨年は少人数の参加者でしたが、いろいろな興味を持った学生さんや社会人の方が密度の濃い体験をされました。
 ※ツアー当日の行動は状況により大津氏が柔軟に調整します。プランや日程は現地事情等により変更の可能性があります。

■大津氏のメッセージ 〜 今、難民キャンプ訪問 〜
 現在、ブルンジ情勢は流動的で、タンザニア政府は「全ての難民はブルンジへ帰れ」という声明を出しています。しかし、国民は不安定な状態の国に戻れば、「不当逮捕」などの可能性もあるため、「帰れる難民」「帰れない難民」など、それぞれ難しい立場にあります。UNHCRも基本的には「自主帰還」を進めています。
 しかし、まだ難民キャンプには15万~20万人のブルンジ難民がいます。さらに5万人を超えるコンゴ難民を中心とした難民たちがキャンプで暮らしています。全体としてシリア難民問題もある中、世界の関心と支援はほとんど届いていません。
 今回は一昨年に続き、今もなお大量のブルンジ、コンゴ難民が押し寄せる、タンザニア西部に位置する〝ニャルグルス難民キャンプ/Nyarugusu Refugee Camp〟を訪ねます。(大津司郎)

*この欄に掲載した写真は大津氏、またはツアー参加者様の撮影によるものです。

▼ニャルグス難民キャンプ

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タンザニアに約20年前に開設された世界最大規模の難民キャンプの一つ。UNHCR、ユニセフ、国境なき医師団などが支援活動を行っている。隣国ブルンジの大統領3選をめぐる対立と争いで逃れてきた20万人近くのブルンジ難民と20年前のコンゴ戦争を逃れてきた約7万人のコンゴ難民が暮らしている。ブルンジは今も依然として政治的不安定が続き、人権侵害などが国連に報告されている、前回2016年はタンザニア側から国境の中間ゾーンまで入り、ブルンジ国境まで迫まりました。

 

■参考サイト

 

 

▼カスル

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キゴマから北へ約70kmにある、街道沿いの町、キゴマの発展とともにカスルの経済活動も活発化、北へ行くとビクトリア湖へ、さらに北上するとウガンダにまで達する、最近はブルンジ、コンゴ難民の流入でUNHCRはじめ国連機関がオフィスを置いている。

 

■参考サイト

 

 

▼タンガニーカ湖

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タンザニアの北西部国境で接する巨大な湖。幅が50km、長さは約670kmにも及び、南北に細長く延びている。アフリカの地殻変動による巨大な裂け目「大地溝帯」にできたため非常に深く、バイカル湖に次いで世界第二位、最大1,471mの水深を誇る。淡水の湖で、何百万年もの長い間をかけて、多様な水生生物の棲み家となった。淡水で生きる貝やカニ、クラゲもいる豊かな生態系を形成するが、観賞用に乱獲されたり、周辺の人口増加による影響で保護が必要との声もある。

 

■参考サイト

 

 

▼キゴマ

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タンガニーカ湖に面したタンザニア西部の大きな町。対岸はコンゴ民主共和国でブルンジにも近い。ダルエス・サラームを出発した鉄道(植民地時代に敷かれた)の終点でもある。近くにあるウジジの町は、探検家スタンレーと奴隷解放運動を進めていたリビングストン博士が出会った町としても知られている。比較的イスラム教徒も多く、対岸のコンゴとの往来は盛ん。最近はタンザニア西部、奥地の拠点として人口も増え、経済活動も活発化しており発展途上の町といえる。キゴマはまた、チェ・ゲバラがタンガニーカ湖の対岸のコンゴに世界革命の戦いの基地を作るために小さなボートで渡った基地となった町でもある。

 

■参考サイト

 

 

▼ツアーの1コマ

これまでのツアー参加者様が撮影された写真をご紹介します。ツアー内容として確約するものではありませんが、道中に時間や状況が許せば、ジャーナリスト大津氏のアレンジでさまざまな体験のチャンスがあるかもしれません。

 

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▼ご興味のある方にはお申込み前にツアーについてご説明させて頂きます。お気軽にお問合せ下さい。

 


 

※現地の情勢、受入先の都合により、一部行程が変更となる場合があります。

予めご了承下さいませ。

 

★詳細ご希望の方は、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。★

 

 

1日目2022年4月27日(水)

  • 成田空港集合
  • 21時10分 成田空港出発 (アジスアベバ経由でダルエスサラームへ)

 

 ※ 機内泊

 

2日目2022年4月28日(木)

  • 13時20分 タンザニアのダルエスサラーム空港到着
  • 到着後 係員がお出迎えし、ホテルへ送迎

 

 ※ ダルエスサラーム泊

 

3日目2022年4月29日(金)

  • 空路、ダルエスサラームからタンガニーカ湖畔のキゴマへ 
    ※キゴマ(Kigoma)は1965年4月、チェ・ゲバラがタンガニーカ湖の対岸のコンゴに世界革命の戦いの基地を作るために小さなボートで渡った基地となった町です。
  • キゴマにて朝食後、カスルへ移動

 

 ※ カスル泊

 

4日目2022年4月30日(土)

  • 午前: Bee Keeping Project訪問(蜂を保護、はちみつを採取しているNGO訪問)
  • 午後: ニャルグス難民キャンプを訪問1日目

 

 ※ カスル泊

 

5日目2022年5月1日(日)

  • 午前: ニャルグス難民キャンプを訪問2日目<オリエンテーション⇒ディスカッション>
  • 午後: キゴマからカスルへ移動

 

 ※ キゴマ泊

 

6日目2022年5月2日(月)

  • 午前:ブルンジ国境の町マニヨブへ
  • 午後:リビングストン博物館訪問

 

 ※ ダルエスサラーム泊

 

7日目2022年5月3日(火)

  • 午前: ビジネスの中心地ダルエスサラームから北へ30分ほどのバガモヨへ
  • 午後: 19世紀に奴隷貿易と植民地支配の舞台となったバガモヨを散策。アラブからやってきた奴隷狩り商人に連れてこられた奴隷たちの関連施設、地元の農村を訪問します。
  • バガモヨからダルエスサラームへ移動

 

 ※ ダルエスサラーム泊

 

 

8日目2022年5月4日(水)

  • 自由時間後、空港へ
  • 16時45分 ダルエスサラーム発 (アディスアベバ経由で成田空港へ)

 

 ※ 機内泊

 

9日目2022年5月5日(木)

  • 20時15分 成田空港到着 

 

 

 

 

 


※現地の情勢、受入先の都合により、一部行程が変更となる場合があります。

予めご了承下さいませ。

 

★詳細ご希望の方は、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。★

 

 

旅行代金

598,000円(2名様/3名様1室の場合)

*別途、空港税や燃油特別付加運賃が必要です。

 

コース日数

9日間

 

利用予定航空会社

エチオピア航空 又は エミレーツ航空  又は カタール航空 

 

利用予定ホテル

ダルエスサラーム:未定

カスル:未定

キゴマ:未定

 

最少催行人員

6名

 

添乗員

無し ※ガイドとして大津司郎氏が全旅程同行します。

 

料金に含まれるもの

往復航空券、ホテル、現地移動の車、旅程に記載のある食事、入場料

 

料金に含まれないもの

ビザ代、黄熱病予防注射代、現地ガイドやドライバーへのチップ、飲み物代、クリーニング代、1人部屋料金(お問い合わせください)

 

ビザ、イエローカード(黄熱病予防注射)に関して

  • タンザニアへの入国に際し、ビザが必要です。当社で代行手配も可能です。
  • 黄熱病の予防注射が必要です。指定病院での予約制ですので、お早めに準備ください。

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