体感型アフリカツアー

 

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ツアー名:2016年2月タンザニア・スタディツアー

お名前:衛藤 陽介 様

 

 

ストーリーを作らないツアー!だからこそ触れることができる『リアル』のタンザニア

 

人の価値観はそれぞれです。ゆえに「みなさん。このツアーは最高です!」というつもりは全くありません。

ただ、ツアーに参加した3名の仲間と私にとって、大津さんのコーディネートしたツアーは本当に最高でした。

 

大津さんのツアーは「感動!!●●の大自然に触れる6日間」「●●の世界遺産に触れる奇跡の6日間!」というようなものではありません。旅行を検討しているみなさんが「タンザニアの代表的なところに色々行きたい!」という願望があれば、大津さんのツアーは物足りないかもしれません。

 

逆に言うと、「タンザニアとは何なのか?どのような人々がいるのか?どんな常識の違いがあるのか?どのような風土、文化なのか?」等の疑問がある人には大津さんのツアーじゃないと満足できないでしょう。例えば、異国の文化を理解し、日本の強み、弱みを第三者的に語れるようになりたい学生さんや、海外進出を狙う社会人の方々には最適です。アフリカの大自然を見ただけでは文化は語れません。世界遺産を見ただけでは海外進出できません。なぜならストーリーが作られたツアーでは、その国のリアルに触れられないからです。

 

大津さんのツアーの特徴は「参加者一人一人が独自の感動を見つけるツアー」で、そして大津さんは「一人ひとりの感動を偶然的に引き出す事ができる人」だと思います。偶然的にと言われると適当な人なんじゃないかと感じるかもしれません。しかしそうではありません。矛盾な言葉になりますが、大津さんは「計画的に偶然を引きだすプロ」なのです。

 

大津さんのツアーは全くのプランがないというわけではありません。今回のテーマはアフリカの奴隷(過去)から難民(現在)までの不幸な運命をたどる。そして日本のテレビでは全く報道されない難民の事実に触れる。というテーマがあります。このテーマ自体、その国の人々の根幹の背景でもあり、文化の一部でもあるので、このテーマに触れた時、今までになかったカルチャーショックをうけ、今まで本で読んでいた常識を打ち破られました。それだけ深いテーマでした。ただ、大津さんのツアーは上記テーマが半分で、残り半分は計画されたアドリブで繰り広げられていくのです。

 

例えば

  • 民家にお邪魔して、家の人と一緒にくつろぐ。
  • 機織りの仕事をしている人にお邪魔して、体験する。
  • 自転車に乗っている子供から自転車を借りて乗ってみる。
  • 現地のハチミツ農家にお邪魔して作り方を見せてもらう。

 

基本的に「お邪魔」から入るツアー。これが最高に楽しく、そして「リアル」を五感で感じられるんです。こんなことが出来るのは大津さんの言語力、アフリカの文化を理解した人間力、大津さんの友人である現地案内人のフィリップとジェームスが居て初めて成り立つ「プロの仕事」です。

 

お邪魔に慣れてきた私達はどんどん欲深くなり、色んな事を大津さんに要求していきました。それを大津さん方々はプロの仕事で要求を実現していきます。私はタンザニアの水関連事情(お風呂、トイレ、家事)を民家レベルで体験することができました。仲間は、観光土産店ではない、現地の人がいく肉屋に訪問して肉を買い、それをホテルに渡して夜ごはんで食べました。町ですれ違ったたくさんのたくさんのカワイイ赤ちゃんも抱っこさせてもらいました。ご飯も観光マップに載ってないような大津さんや現地案内人のオススメの店で、現地の人が好む料理を食べられました!(これがまた美味しい!)

 

「現地の人と同じ目線をつかめるツアー」これを経験できる今回のアフリカは本当に最高でした。タンザニアと日本の常識、非常識もたくさん学べましたし、アフリカに対して多く誤解していたことも理解できました。世界遺産を見に行くツアーでは絶対得られなかったでしょう。決して安くないツアーです。しかし、払った価格以上の価値を私の中で見出せました。

 

会社に戻った私は真っ先に日本との文化の違い、アフリカへの誤解を会社に報告し、価値を共有しました。会社の人々も誰も知らない事実でした。人生の経験値として、私の将来にも大きく影響することでしょう。アフリカから帰ったときに、私の中で何かが変わったと実感しています。大津さん、フィリップ、ジェームス、そしてこの企画を実行して頂いたフレックスインターナショナルさんに感謝しております。

 

■担当:村山より

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衛藤様、この度はご参加頂きありがとうございます。

上記で述べて頂いた現場での体験は、まさにこのツアーの本質です。「現場へ行こう。」のプロジェクトを始めたのは、大津司郎氏の“SNSなどインターネット全盛のこの時代に、若者達へリアルな現場を見て欲しい”という思いがきっかけでした。けっして長い滞在ではありませんが、大津氏がお連れするリアルな現場は最初の化学反応を起こす触媒としては充分な内容です。大津氏はいつも“ツアー代金は旅行費用ではなく、自分への投資だ”と仰います。今回のように金額以上の価値をより多くの参加者皆様に見出して頂けるよう、安全などに対する入念な準備とリアルな現場でのライブ感あふれる臨機応変さを両輪とし、ツアー造成をして参ります。

タンザニアで経験されたことが、今後の人生をより豊かにし、益々ご活躍される事を祈念しております。ありがとうございます。